ハンガリー国立美術館展


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東京の六本木のハンガリー国立美術館展に行きました。15世紀から現代に亘る、見応えのある絵画の数々を堪能しました。細かなことは分かりません。質の高さ、奥行きのひろがりは感じられます。ハプスブルグ帝国の最盛期に集められた名品の数々ですので尤もなことです。昔、ルーブルで見たのも、大英博物館たのも、既にここにあるというような内容です。それが、財力と覇権を誇示することなく、上品に収まっている印象を受けました。第一次大戦後、帝国は崩壊しハンガリーは10分の1になりました。それと共に、絵画の精彩も薄れていったように見えます。